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インタビュー

INTERVIEW

橘晃弘

安心して任せてもらうために技を磨く。

​2021年4月入社

工事部 工事施工G

本支供給管工事チーム 工事士

A.T社員

1人目は、昨年4月(インタビュー当時2022年1月)に入社したA.Tさんです。

プライベートでは野球をやっていて、ポジションはピッチャーとのこと。

入社してまだ9ヶ月のフレッシュなA.Tさんですが、どんなフレッシュな答えが返ってくるのでしょうか?

早速、聞いてみましょう。

AT社員トップ画像

■入社前のイメージ

Q.今回、ホームページ(以下、HP)を新しくすることになりましたが、ちなみにA.Tさんは、入社前に北九州管工(以下、北管)のHPは見られましたか?

A.採用情報のところを見ました。最近では会社の住所とか電話番号を調べるために見ました(笑)。

 

Q.知らなかったんですか!(笑)。やはりHPを見るのはスマホからですか?

A.はい、スマホです。最近は、みんなそうだと思います。

 

Q.どうして数ある会社の中で、北管に入ろうと思ったのですか?

A.もともと営業職よりは、現場の仕事をしたいと思っていましたので、野球繋がりで北管で働いている人に紹介してもらい、入社しました。家から会社までの距離が近いというのもありました。

 

Q.北管は転勤もないですしね?

A.確かに。それも大きな理由の一つです。

 

Q.北管の入社前のイメージはどうでしたか?

A.正直、あまり考えてなかったですね。野球を通じて面識のある方もいましたし、入ってからの成り行きというか。自分は、あまり好き嫌いが激しいとかありませんので(笑)。

 

Q.例えば、配管工事の会社だから怖い人いるかなとか思いませんでしたか?(当時HPに掲載されていた北管社員の)集合写真を見ると皆怖そうに見えたりしませんでしたか?特にUさんとか・・・

A.人相悪く見えましたね(笑)。実際は、そんなことないです。全然。

■入社後に分かったこと

●仕事内容

Q.実際に仕事をやってみて体力的にきついと思いましたか?

A.体力的にきついというのはなかったですけど、入社1年目で慣れてないことをやったので、そういう意味できつかったですね。

 

Q.仕事で疲れたり夜更かしして、次の日の朝になかなか起きれないとかなかったですか?

A.自分は「仕事の前の日は、夜の12時までに寝よう」と決めてますので、大丈夫です。

 

Q.精神的にきつかったことはありますか?

A.うーん・・・・・・・・・ないんですよね(笑)。周りみんないい人達ですし。喋りやすいというか。

●まわりの人たち

Q.普段接する北管の先輩達は、どんな人達ですか?

A.確かに見かけは怖い人多いですけど、実際に接してコミュニケーションを取ってみると、みんな優しいです。

●休日

Q.ちなみに休みの日はどうしてますか?

A.基本、日曜は野球の練習がありますので、土曜が休みの時は何もせず寝てます(笑)。

Q.野球の練習って何時から何時までやるんですか?

A.朝から昼ぐらいまでです。試合前だと夕方までやることもあります。

Q.練習後は、みんなでご飯を食べに行ったりするんですか?

A.いや、今は(流行り病のご時世で)ないですね。

オフショット1野球ではピッチャーをやっています①.jpg
オフショット1野球ではピッチャーをやっています②.jpg
オフショット1野球ではピッチャーをやっています③.jpg

​野球部でピッチャーとして活躍するA.T氏

​得意球は長身から投げ下ろすストレートだ。

●給与

Q.北管の給料についてはどう思いますか?

A.低くはないと思います。めちゃくちゃ高くもないと思いますけど(笑)

残業もきっちりつけてもらえるので、ちゃんとしてるなとは思います。

●残業

Q.残業は多いですか?

A.これまでなかったですけど、ここ最近、初めて残業しました。

Q.初めて残業して体力的にきつくなかったですか?

A.といっても、その間ずーっと作業するわけではありませんので大丈夫です。移動時間だったり、土木作業が終わるのを待つ時間があったりして実際に自分が作業する実働時間は限られています。仕事にメリハリがあるというか。

●北管という会社

Q.北管のいいところは?

A.やはり仕事にメリハリがあることろだと思います。

Q.北管の悪いところは?

A.う-ん、・・・・・・・・・・・・・・・(40秒経過)特にないですね。

Q.嬉しかったことは?

A.自分で考えて配管できた時が嬉しかったですね。土木業者さんか穴を掘って、お目当ての管が出て、そこにああしてこうして管を繋げようというのを考えて、やってみろとなって、実際に出来たとき嬉しかったです。

仕事中画像

図面を見ながら配管作業を考えるA.T氏とR.N氏​。

研究熱心です。

Q.きつかったことは?

A.仕事の流れに入るまでがきつかったです。最初は内容がまったくわからないので、仕事の輪に参加できず、現場でも力になれていない感じというか。仕事を教えてもらって流れを覚えてきてからは、そういうきつさは今はないです。あと、現場で「なんで工事なんかするんだ!」と近所の方と思われる人にいきなり怒られたことはありました。

 ※注 工事前には現場近隣のお客様にチラシ等で事前にお知らせをしております。

Q.辞めたいと思ったことは?

A.ないです。(即答)

Q.社会の役に立っている自覚はありますか?

A.それはあります。ガスを使う家は多いですし、生活で身近に使うものなので、「ミスなく」お客様にちゃんと届るという気持ちはあります。

Q.今、仕事をするうえで、自分の中でテーマというか意識していることはありますか?

A.まず仕事を覚えること、です!

Q.今後、こうしたい・こうなりたいというイメージはありますか?

A.任せてもらえるように・・・仕事を覚えて、安心して任せてもらえるようになりたいです。

Q.仕事を覚えつつ、現場責任者を任されたり、工事資格を取って手当も付けば月々のお給料もアップして・・・

A.そうなったら、なんも言うことないです!(笑)北管はいい会社だなと感じています。他の会社で働く周りの友達もキツイキツイ言ってますし、これ以上いい会社はないよと言われました(笑

●最後に

Q.北管に入ろうと思っている方に一言!

A.現場仕事なので、働きやすいと思います。ここまでやったら終わり、というのが分かりやすいですし、メリハリのある仕事です。

気になっている方は是非、北管に来てください!

自分のレベルをあげて、
現場を極めたい。

​2020年4月入社

工事部 工事施工G

本支供給管工事チーム 工事士

​R.N社員

2人目は、入社2年目(インタビュー当時2022年2月)のR.Nさんです。

A.Tさんの1年先輩ということで、また違った話が聞けるかもしれません。

プライベートではサッカーをやっていて、ポジションは中盤とのこと。

RN社員トップ画像
中村蓮

■入社前のイメージ

Q.まずは軽い質問ということでR.Nさんは、入社前に北管のホームページは見られましたか?

A.はい。どんな会社か分からなかったので見ようとしたんですけど・・・確か「改装中」ってなってて何も見られませんでした(笑)。

 

Q.本当ですか!(笑)

A.この会社、マズイかな・・・?って思いました(笑)。

 

Q.いや、ちょっとそう思っちゃいますよね・・・。

A.会社の情報が分からないままで、どうしたらいいだろうかと思いつつ、結局入社してからやっと情報がポンと出てきて・・・(笑)

 

Q.今だから笑えますけど、大事な時期にすみませんでした!やはりホームページを見るのはスマホからですか?

A.はい、スマホですね。

 

Q.気を取り直してお尋ねします。R.Nさんは数ある会社の中で、なぜ北管に入ろうと思ったのですか?

A.もともと父親の友人が西部ガスにいて、その繋がりで・・・。

Q.いわゆるコネですか?

A.コネです(笑)。いえいえ、そんなことはなくて、ちゃんと面接を受けて入りました。

Q.もともと現場の仕事がやりたいという志望はあったんですか?

A.いえ、正直あんまり分からないまま・・・ガス管?なんやろう?って感じで。本当に行き当たりばったりな感じで。

Q.人生勢いが大事な時もあります!ちなみに北管の入社前のイメージはどうでしたか?

A.初めて会社に来たときは(会社の人たちが)怖そうに見えましたね。敷地内の自販機の前にアンダーシャツ来た人たちがたむろしてて・・・(笑)その時は自分一人で来たものですから。

Q.一人だと普通に怖いですね、その状況は。

A.「ヤバいな、間違って別の会社に来たのかな?」と思いました(笑)

Q.その日は面接の日だったんですか?

A.はい。面接と一般常識みたいなテストを受けました。自分、テスト対策で結構難しい勉強してたんですよ。でも実際受けたテストは・・・とても易しかったです(笑)。

RN氏インタビュー写真

入社当初のイメージを振り返るR.N氏

■入社後に分かったこと

●仕事内容

Q.実際に仕事をやってみて体力的にきついと思いましたか?

A.いえ、高校在学中に部活でサッカーをやっていたので、体力的にキツイというのはあまりなかったです。

Q.仕事で疲れたり夜更かしして、次の日の朝になかなか起きれないとかなかったですか?

A.ほぼなかったです。学校に電車で通って部活していた頃の方が拘束時間が長かったので、それと比べれば全然苦ではなかったです。むしろ早く帰れるからラッキーだなと思いました(笑)。

※北管の通常勤務時間は8:30~17:00(1時間休憩)の7時間半です。

 

Q.では、精神的にきつかったことはありますか?

A.人の名前を覚えられなかったのがキツかったです。しばらく、この人誰だろう?みたいな(笑)。名前が覚えられなかったので、最初は話しかけにくい気がしました。

※北管の社員数は63名(2022年2月現在)、工事士は約30名ほどいます。

Q.どうやって切り抜けましたか?

A.座席表を見て覚えました。今の座席表は顔写真付きですけど、その時は写真がなくて、名前しか載ってなかったので、5人ぐらい間違って覚えてました(笑)。

●周りの人たち

Q.普段接する北管の先輩達は、どんな人達ですか?かつて見た自販機にたむろしてた人たちは怖くなかったですか?(笑)

A.実際に話してみると、そんなに怖くないなと思いました。最初は特に親切にしてもらいましたので。

Q.そういえばR.Nさんが入社した直後はコロナ流行の関係で、いきなり自宅待機や時短勤務になってましたよね?

A.ありましたね。先輩達はまだ働いてるのに、自分達だけ帰っていいんかな?って思いました。

●休日

Q.ちなみに休みの日はどうしてますか?

A.社会人サッカーをやっています。

チームに高校の同級生とかが多く入ってて。

基本日曜日に直方まで試合しに行ってます。

朝9時キックオフだと6時くらいに起きてます。

たまに試合会場が飯塚とかになると遠くて地獄です(笑)

 

Q.サッカーの試合って頻繁にあるんですか?

A.月2回とかです。多いときは月3でやってたんですけど、最近はコロナの関係で、グラウンドが取れないとかで、今年に入ってからはまだ1回も行ってないですね。

Q.けっこう試合数多いですね。ちなみにポジションは?

A.左サイドハーフ(中盤)です。みんな仕事で人数が足りなかった場合は、左サイドバック(守備)をやっています。あまり面白くないというか、ちょっと物足りないですね(笑)。

●給与

Q.北管の給料についてはどう思いますか?

A.高卒やったらこんなものじゃないかなと思ってます。

業種でいえば、気持ち低いぐらいかも・・・(笑)いや、(他社との)差は分からないぐらいですね。

年度末の期末賞与が楽しみではあります。

​※北管では7月・12月の年2回の賞与に加え、利益状況の良い年は年度末にも賞与が​支給されます。

●残業

Q.残業は多いですか?

A.いや、そんなことないです。基本5時ダッシュです。

みんな5時になったらピューっと帰るじゃないですか、あれいいですよね。

あれは続けたい、というか(社風として)続けて頂きたいです。

RN氏サッカー画像

​週末には社会人サッカーで汗を流すR.N氏

RN氏趣味バイク画像

バイクも趣味の一つというR.N氏。

赤いバイクがR.N氏自慢の愛車だ

●北管という会社

Q.北管のいいところは?

A.時間に余裕があるというか、拘束時間が短いというか、他の企業だとビシッと時間を区切られてゆっくり休憩したり、こんな感じでインタビューを受けたり、という余裕がなかなか無いと思うんですよね。労働時間が短いと言ったらおかしいかもしれないですけど、それはいいと思います。もちろんキツい時はキツいですけど。

Q.北管の悪いところは?

A.キツイといっても、まだ下っ端ですから。それなりに動かなければいけないっいうところがありますので・・・。強いて言うなら、現場が(冬は)寒いのがキビシイですね(笑)。 自分寒いのが苦手です。暑いのは(サッカーで)鍛えてますから大丈夫です(笑)。

Q.現場でケガしたりしないですか?

A.​あっても手の皮がちょっと剥けるとか、そういうレベルです。常にケガするかも・・・とヒヤヒヤするとかはないです。

Q.嬉しかったことは?

A.現場作業で、狙って(配管が)上手くいった時が嬉しいですね!例えば寸法を目で測って、その感覚で実際にバチっと合ったりすると

「オオッ!」となります。その時は現場責任者も​「やるのぉ~!」とびっくりしてました(笑)。

Q.キツかったことは?通行人にめちゃくちゃ怒られたりとかはないですか?

A.いや、通行人の方にはむしろ良くしてもらってます。この前も喋りかけられたので、お話してたらジュース買ってもらいました(笑)

Q.それはむしろ嬉しかったことですね。では、この仕事を辞めたいと思ったことは?

A.いや、ないですね。(即答)

Q.自分の仕事が、社会の役に立っている自覚はありますか?

A.それはもう普通にあります。特に新設の工事の時ですね。新しく家が建ったりしたときに「自分がいないと、ここのお宅もガスで肉が焼けないぞ」と思います。(笑)

Q.肉ですか!(笑)それは相当、家庭のインフラを支えてますね。

今、仕事をする上で、自分の中でテーマというか意識していることはありますか?

A.今は図面の見方と配管の寸法取りを意識してやってます。例えば、図面を見て準備する材料を決めたりだとか、現場で予期せぬ障害物が出てきて、それをかわさないといけない時に、いかに正確に長さを取れるかっていう、イレギュラーな対応を確実にできるようなろうと思ってやってます。

Q.今後、こうしたい・こうなりたいというイメージはありますか?

A.まずは、今の現場責任者の方々と同じぐらいの仕事ができるようになりたいです。あらかた自分で何でもできるように・・・

そんな風になりたいです。

Q.ざっくりした質問ですけど、北管っていい会社だと思いますか?

A.新卒で入ったので、他の会社のことはわからないですけど、いい会社だとは思います。ただ土曜出勤の時は「あ~」ってなりますけど(笑)

  ※北管は土曜日が隔週出勤です(夏場を除く)

●最後に一言

Q.最後に北管に入ろうかな、と思っている方に一言お願いします。

A.この仕事は「意外と面白いですよ」と言いたいです。感覚的には「気になったら、とりあえず来てみれば?」って感じです。

自分もガス関係の仕事とは聞いてましたけど「北管の仕事ってどんなんかな?」と思いながら入りましたから。

Q.今度は新しい方が、ちゃんとHPを見られるようにがんばります(笑)。本日はありがとうございました!

清木場太

​2010年2月入社

工事部 工事施工G

本支供給管工事チーム 現場責任者

F.K社員

3人目は、現場責任者のF.Kさんです。

門司区出身。好物はラーメン、苦手なものは椎茸。

入社11年目(インタビュー当時)で、これまで話を聞いた若い2人が目指す現場責任者であるF.Kさん。
同じ北管の仕事でも、立場が違えば見える景色も違ってくるのでしょうか?
早速聞いてみましょう!

FK氏トップ画像

考えを巡らせ、
​理想の配管をイメージする。

■入社当時

Q.今回、ホームページ(以下、HP)を新しくするということでお尋ねしていきますけど、F.Kさんが入社された当時は、そもそもHPは・・・​?

A.はい、まだなかったですね。

Q.ちなみに北管のHPは見られたことはありますか?

A.何回かありますよ。最初にHPができた時に見たのと・・・会社の電話番号を調べるために見ましたね。

Q.あ、そのパターンきましたか(笑)

A.2年前、家を買うときに「会社の電話番号は変わってないよね?」っていう確認で。あと住所とかも載ってるじゃないですか?・・・便利です(笑)

Q.もう電話番号は一番上に大きく載せときましょうかね(笑)

ところで、入社当時を思い返していただいて、なぜ北管に入られたのですか?

A.もともと、自分は別の会社で1年ぐらい働いていたんです。その会社を辞めてアルバイト生活をしていたときに、西部ガスで働いている叔父さんから、「ヒマやったら野球せんか?」ってことで、西部ガスの野球チームで野球だけさせてもらってたんですよ。

それで1年ぐらい経った時に、北管か他の系列会社で働かないか?という話をもらいまして。

親からも「何でもいいから働け!」って言われてましたので、北管に入りました(笑)。

 

Q.その当時というと、会社の場所は今とは違って・・・?

A.まだ(小倉北区)篠崎の方にありましたね。篠崎神社の近くです。

※今の北管は、小倉北区篠崎にあった「北九州管工」と、若松区南二島にあった「サイキ」という2つの会社が合併してできた会社です。

■北九州管工とサイキ

Q.当時、若松にあった「サイキ」との絡みはまだなかった頃ですか?

A.そうですね、「会社の名前は知ってる」っていう程度でした。自分が入社して2~3年くらいして合併の話が出てきて、若松(サイキ)が忙しい時にはこっちが人を出して、こっちが忙しい時は若松が人を出してくれてっていう感じになって。まぁ、若松を手伝うことの方が多かったですけどね。

Q.北管に新しく入った人からすると、普通に「北管=1つの会社」と思っちゃいますけど・・・

A.やっぱり合併当初は、いろいろありましたね。

同じガスの外管工事をする会社同士ですけど、仕事のやり方や進め方、現場の雰囲気が全然違ったりして。

例えば、当時の自分からすると、篠崎側の土木業者さんとは顔見知りでも、若松側の土木さんとは「初めまして」からのスタートなので、さぐりさぐりが多かったですね。

Q.今の事務所になったのは5年前ぐらいですか?

A.たしか熊本の震災があった年に建物(事務所)が一つになって、会社が合併したのが、その2年前くらいだったと思います。復旧支援で熊本入りした時も、同じ北管として同じ部屋になりましたけど、実際ほとんど面識がなくて・・・気まずかったですね(笑)

後で一緒になって「あのときのあの人か!」と。

Q.なるほど、名前はわからないけど、顔は覚えてるぞと。

A.そうです。

Q.ちなみに、F.Kさんが入社する前に北管のイメージは何かありましたか?

A.いやあ、ポーンと入りましたので。

 

Q.野球つながりの方がいたとか?

A.いえ、いなかったです。北管の野球枠っていう意味では自分が第1号です。

 (今の若い人達みたいに)知っている人がいるとかはなくて、何の情報もなかったです。

■入社後に分かったこと

●仕事内容

Q.実際に仕事をやってみて体力・精神的にきついと思いましたか?

A.いや、居心地悪いとかはなかったですよ、イカツイ人はいっぱいおったですけど(笑)

前の職場が交代勤務だったんで、友達が土日休みでも、こっちは夜勤とかで。

その分、お金は良かったですけどね、あの頃は遊びたい盛りだったんで。

でも、金はいらない、自由な時間が欲しいと。若かったですね(笑)
この会社は5時で終わるんで、自由な時間は他の会社に比べて多いんじゃないですか?自分はそう思いますよ。

Q.仕事で疲れたり夜更かしして、次の日の朝になかなか起きれないとかなかったですか?

A.いや、ありましたね。慣れてくると、だいたい仕事の内容がわかってくるじゃないですか。

「明日は楽勝だから遊んでいいや」と。で、次の朝に「あ~きっちぃなぁ」って(笑)。

 

Q.お酒は結構、飲まれるんですか?

A.飲みますね(即答)。結構好きです(笑)。昔は二日酔いとかよくなってましたね。

今は、飲みに行く機会がないですし、次の日にお酒が残るので、遅くまで飲むっていうのは・・・もう無理はできんですね(笑)

 

Q.では、精神的にきつかったことはありますか?

A.精神的にきつかった・・・やっぱり、働きつつ野球をやるのが最初はきつかったですね。

今は会社も理解があって、大きな大会だったりすると出勤扱いにしてくれますけど、昔は仕事を休んで試合にいくってなったら、人もそんなに多くなかったんで「野球で周りに迷惑かけてるな・・・」っていうのがきつかったですね。有給(休暇)を使って行ってたんで、休みもなくなってましたしね。

もちろん、最初のうちは、周りに怒られたり注意されたりとかは普通にありましたけど、それはきついというより当たり前のことですからね。「覚えてやろう!」って思ってやってましたよ。

Q.現場責任者は何年ぐらいされてますか?

A.工事士を6~7年やってからなので、実質3~4年ですね。


Q.現場責任者になるには、だいたいそのぐらい年数がかかるんですか?

A.いや、早い人は5年やって、外管工事士1級を取ったら現場責任者でいけるみたいな雰囲気がありますね。

なので近々、1級の試験を受ける工事士のTくんも近々5年になるんで、来年か再来年には現場責任者になるんじゃないですかね。

 

Q.現場責任者と工事士は仕事的にどう違いますか?

A.工事士は現場責任者の元で配管をしますが、現場責任者はお客様対応や許可を取った範囲内で交通規制を臨機応変に考えたりとか、安全に気を配ったり「やらないけんこと」が増えますね。

Q.なるほど。(仕事内容が)全然違いますね?

A.工事士は「配管できる状況」が整った中で作業ができますけど、現場責任者は、その状況を整える「まで」を工事責任者と話し合ってやっていきます。時間があるときはビラ持って事前のPR(工事のお知らせ)を手伝ったりもしますし、書類作りもあります。

FK氏インタビュー写真

入社当時から現場責任者までの道のりを笑顔で語ってくれるF.K氏

F.K氏 超ロングインタビュー

後編:2022年6月22日アップ

貴重なエピソード・名言が満載ですので、ぜひご一読ください。
 

では続きをどうぞ!!

●現場責任者になると給料は増える?!

Q.  現場責任者になると、やることが一気に増えるんですねぇ。・・・ということは、お給料も一気に?

A.  いや、全然増えないですね(笑)。

Q.  あはは。そんなに増えませんか(笑)

A.  そりゃ少しは増えますよ。でも、給料があがると税金もあがりますからね。「割にあわんなぁ…」と思ってましたね、最初は。
※責任者になると、ランクに応じた手当がつきます。
さらに上の工事責任者にまでなったら、結構給料もあがってくるみたいですけど、見てたらキツそうですもんね~。

自分には無理やろなと思います。

Q.  いやいや(笑)、そのうち絶対になられると思いますけど?

A.  いえ。まだ時間がかかると思います。経験がいりますし、自分は現場責任者の中でも若い方なんで。自分なんか、まだまだのまだまだです。

●国体出場経験あり。捕手歴23年ベテラン捕手Kさんの目から見る北管の先輩・後輩

Q.  ふだん接する先輩方は、どんな感じですか?・・・あまり変なことも言えないでしょうけど(笑)


A.  いや、実際、頼りになる人が多いですよ。

 仕事のことで質問しても、パッと答えが返ってきますもんね。

 「え~?どうやったかね~?」とかじゃなくて。自分も新人の頃から、わからないことは聞いて聞いて聞きまくってましたけど、

「わからん」「知らん」とか言う人は、おらんですよ。

Q.  おお、それは良いですねぇ!
A.  だから(わからないことがあっても)「聞きにくい」ってことはないと思います。 今の若い子達にも「わからないことがあったら、すぐ聞いとけよ」って言ってます。

後々「あの時のアレなんですけど・・・」って言われても、?ってなりますからね。

その場で聞いてくれた方が、答える方も教えやすいですよね。

Q.  なるほど。では、後輩の方々はどうでしょうか?
A.  外管工事士1級・2級クラスはみんな頑張ってるなぁと思いますね。その下の新しい子達に限って言えば・・・けっこうレベルの差が出てくると思ってます。「この子は伸びそうやな」とか、なんとなくわかりますよね。実際そうなるかはわからんとしても。


●伸びる人・伸びない人の違い

Q.  その「伸びる・伸びない」の違いはどこなんでしょうか?
A.  ざっと言ったら、仕事に対する姿勢というか「欲」、ですかね・・・。

たとえば現場から戻ったときに、欲のある子やったら「今日、現場でこの材料を使ったんで、これ足しときますね」とか、他の人の準備も率先して手伝うってなるけど、欲のない子は「見て見ぬ振り」じゃないけど、こっちから言われるまで、隅っこの方で大人しくしてるというか・・・。
現場で作業をするときにも、欲のある子は「こういう風に配管しようと思いますけどいいですか?」と聞いてきますけど、欲のない子は「これ、どうします?」となる。

たとえ意見が一致しなかったとしても「自分なりに考えを持って、質問をぶつけてきてるんだな」っていうのはわかるじゃないですか。

それぞれ性格が違うとしても、どこかでそこに飛び込んで行かない限り・・・どこかで変わらないと、差はこのまま開いていくでしょうね。
さっきも話が出ましたけど、「ちょっとでも解らんことがあったら聞く人」はやっぱり伸びるんじゃないですかね。

 

●ズバリ!外管工事士試験の攻略方法!

Q.  あの・・・先ほどから話に出てくる「外管工事士」の試験ってどのくらい難しいんでしょうか・・・?
A.  楽勝ですよ(即答)

Q.  エッ?!
A.  普段の仕事をちゃんと考えてやってたら、1級も2級も難しくはありません。

逆に、普段から手抜きな手順や確認方法で覚てたら苦労するでしょうね。

Q.  確認というのは、安全講習とかでやる「○○よし!」みたいな感じですか?
A.  そんな感じです。現場では臨機応変いろいろありますけど、試験の時は(試験官に伝わるように)必ずハッキリとやらないといけませんからね。

 

●仕事で手にケガをしたのに野球の試合に出場した話(ポジションはキャッチャー)

Q.  北管の仕事でケガをすることはありますか?
A.  手を見せて)手袋してても地面で擦ったりとかで、こういう細かいキズはちょこちょこありますね。

Q.  大きいケガはなかったですか?
A.  昔の話ですが、左手を道具で挟んで、パクッと割れてケガしたことがあります。
消毒して一週間ぐらいほたってたんですけど、手にバイ菌が入って、指が曲がらなくなるぐらい腫れて病院に行ったら「すぐ入院してください」ってなって。


Q.  え?入院ですか?!
A.  一週間ぐらい入院です。最初の5日間は、ずっと点滴打ちっ放しでしたね。
ケガした後3~4日後に野球の試合に出て、さらに次の日に現場に出て、帰りの車の中でなんか熱っぽいな~ってなって。
次の日に手がパンパンになってて、こりゃ仕事行かれんなと思って、病院に行ったら「すぐ入院してください」って。

Q.  というか、よく試合に出ましたね。
A.  手が割れてたので、テーピングと絆創膏でグルグルに巻いて・・・打席でバット握ってても血がバァーっと出てきてましたね。「痛いなぁ」と思いながら。

Q.  いやそれは痛いですよ。ん?たしかKさんはキャッチャーをされてますよね・・・?
A.  はい。ボール受けるのに、もろにケガしたとこにバチバチ当たってました。痛かったですよ~。それでバイ菌が入った・・・かもしれませんね。わかんないですけど。

Q.  いや、絶対入ってますよ!(入院の)原因それじゃないですか!!
A.  はい。細かいケガでも馬鹿にはできんですね・・・。

Q.  ちなみにその日の試合は勝ったんですか?
A.  え~っと、負けて帰りました・・・いろんな意味で痛かったですね・・・。
その後、そういう大きなケガはないです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●北管の仕事で嬉しかったこと・感謝されたこと

Q.  話はガラッと変わりますが、北管の仕事で嬉しかったことは?
A.  嬉しかったことですか。まぁ何事もなくスムーズに現場が終われば、安心感というか達成感を感じますね。配管がうまくいくだけではなく、誰もケガせず、近隣のお客さまからのクレームもなく・・・「何事もない現場に越したことない」です。それが嬉しいことになりますかね。

Q.  あと、先ほど復旧支援で熊本に行かれたと言われてましたね。
A.  はい。復旧支援では熊本に行きましたし、新人の頃に仙台(東日本大震災)にも行きました。
現地の方には感謝されましたね。寒いだろうからと、みそ汁を振るまってもらったこともあります。
こっちは仕事で行ってるのに、気を使ってもらって「逆にすいません」みたいな。
でも、
そのときに「もしかして世の中の役に立ってるんかな?」と強く思いましたね

Q.  なるほど。大変、貴重なご経験をされていると思います。

 

●新しく来る人にひとこと

Q.  それでは最後に、北管が気になっている人たちにメッセージをお願いします!
A.  はい。配管の仕事は、面白くなるまで、ちょっと時間がかかるかもしれません。最初は内容がわからんですからね。
でも
自分で考えてやるようになると、とたんに面白くなります。

あと今の若い子らは、資格をボンボン取らせてもらえて早くから資格手当がもらえるので、自分らが若い時とくらべたら、今の若い子らの方が給料もらってます。

たしかに現場の仕事なので、アツイ、キツイ、キタナイ(泥よごれ)はあるかもしれません。
でも、会社にシャワー設備(←けっこうキレイ)もあるし、基本「5時ダッシュ」ですし、人間関係もギスギスしてないんで、

どうしようか迷ってる人がいたら、とりあえずでもいいんで来てください。一緒に新しい北管を作っていきましょう!

Q.  おお、さすがKさん、いいこと言われますね!
A.  はい。「配管の仕事に終わりはない」んで、自分もこれから「見て、盗んで、考えて」いろいろやっていきますよ。
自分、まだまだ「伸びしろ」はありますので(笑)

Q.  お~、名言が止まらないですね(笑)。本日はどうもありがとうございました!!

国体出場時の貴重な写真。打席が清木場さん.jpg
国体出場時の貴重な写真
​F.K氏は野球部でも4番を務める主砲なんです!!
攻守ともにチームで重要な役割を担うF.K氏
​今後の北管も担う逸材になっていくことでしょう。
最近の野球の試合の1枚。キャッチャー姿が清木場さん.jpg
こちらは最近出場した試合での1枚
​守備ではキャッチャーを務め、守備の要でもあります。
攻撃では豪快さ、守りでは繊細さを併せ持つF.K氏
​それが仕事にも活きているのでしょう。
今年家族でいったディズニーランド。休日は家族サービスも忙しい.jpg
こちらは家族で行ったというディズニーランドでの1枚
​仕事に野球と活躍し、忙しい中でも家族を大事にしているF.K氏
​さらにデカい漢(おとこ)になっていくことは間違いないでしょう!!
FK氏インタビュー後編
片山堅太

常に前を向く、
工事のプロとして。

​1998年3月入社

工事部 施工管理G

施工管理チーム 副課長

(インタビュー当時:係長)

K.K社員

4人目は、工事部係長のK.Kさんです。


年度末の忙しい中、「自分なんかでいいんですか?」と
謙遜されながらも快く答えていただきました。

入社25年目の実力者は、何を教えてくれるのでしょうか?

それでは聞いてみましょう!

KK氏トップ画像

■北管の仕事をして嬉しかったこと

Q.K.Kさん、今日はお忙しい中なので質問を絞ってお伺いします。

早速ですが、この仕事をして「良かったこと・嬉しかったこと」は?

A.良かったこと・・・うーん、なんですかね・・・。

あ、熊本の震災の時に、個人的に家を片付けて、感謝状をもらったことがありますよ(笑)

 

Q.ん?どういう状況ですかそれは(笑)

A.いや、2016年に熊本の地震があったじゃないですか、その時に復旧支援で現地に行きまして。

ちょうど宅内の大口バルブの開け閉めの確認作業をしていたら、近くの住民の方に「ちょっと来て」って言われて。「冷蔵庫が倒れたから起こしてくれ」と。

で、いろいろ手伝ったら、あとで感謝状が送られて来たんですよ。

KK氏インタビュー写真1

責任感が強くアクティブな工事責任者のK.Kさんらしい

​エピソードがたくさん出てきました。

Q.おお、すごいですね。なんかK.Kさんらしいというか。

A.(会社から)表彰されるんやない?って思いながらも、全然そんなことなかったですね(笑)

Q.全然なかったですか!(笑)この場を借りて全世界に公表しましょう!

A.いや、もう過去の話なんでいいですよ(笑)

​※北管には褒賞規定があります。

■工事責任者になるまで

Q.工事責任者にはいつ頃なられましたか?

A.30才ぐらいの時です。なので工事責任者は、もう10年ちょいやってます。

 

Q.30才ぐらいと言うと、かなり早いですね?

A.はい。当時、責任者の「なり手」が少なかったんですよ。

Q.なり手が少ないとかあるんですか(笑)

A.はい。個人的にも、現場を覚えたら早く「全体を動かす仕事がやりたい」と思っていましたので。

Q.その前の現場責任者になられたのは、いつ頃ですか?

A.たしか25か26才ぐらいです。自分、最初の1~2年は工事士をして、そのあと3~4年ほど事務仕事をしてたんですよ。

 

Q.え?そうなんですか?

A.はい、しばらく事務として竣工図を書いたりしてて、「もう竣工図は解ってきたから、現場に行かせてください」ってなって、そのあと3年ぐらい現場責任者を経験して、今の工事責任者になりました。

Q.おお、トントン拍子ですね。その早さは異例ではないですか?

A.まあそうですけど、人がおらんかったけですね。いやあ、(工事責任者に)なりたての頃はメチャクチャやったですよ。

Q.ぶっ(笑)。いや、そういうところもお聞きしたいところではありますけど・・・。

A.いや〜本当、クレームだらけで・・・。

Q.ちょ、ちょっと待ってください!(笑)。そこら辺は、また別の時にじっくりお聞きしますので。

■北管の仕事に向いてる人はこんな人

Q.次に、「こんな人に北管に来てほしい」、「こんな人がこの仕事に向いている」というのがあれば教えてください。

A.「打たれ強い人」ですね(即答)

Q.打たれ強い人・・・というと?

A.精神的に悩まない人、メンタルが強い人、じゃないと向いてないです、責任者の仕事は。

人を動かす仕事なので。有言実行というか責任感が ある人・・・。

まぁ、今自分が苦労してやってるから言えることですけどね。

でも基本、「悩まない人」がいいと思います。

Q.それは責任者としてだけではなく、工事士としてもそうですか?

A.そうですね。やっぱり現場に出たらいろいろ言われますから。

いちいちクヨクヨしてたら先に進めないですよ。

Q.ちなみに、K.Kさんは最初からメンタルが強かったんですか?

ピンチになると、だいたいK.Kさんの出番になることが多い気がしますけど(笑)

A.いや、自分も最初は悩みましたけど、「悩んでもしょうがない」って思うようになるんですよ、途中から。

やり出したら「せないけん」ってなるんで、そこですね。

それを乗り越えれば「前はこんなにキツかったけど乗り越えた」とか「あの時と比べれば」みたいに、今の状況と比べることができるようになるんで。

それの積み重ねですね。あと、時には「開き直りも大事」です(笑)

KK氏インタビュー写真2

​若くから責任者として活躍を続けるK.Kさん

常にポジティブ

■K.K流ストレス発散の仕方とは?

Q.では、最後の最後の質問で、K.Kさん流の開き直り・・・というか気分転換の方法ってありますか。

A.体を動かすことですね。自分は朝のジョギングが欠かせないです・・・もう中毒みたいになってます(笑)

家の近所を20〜30分程度、近くの神社まで行って、お参りして(笑)、帰ってきます。

それがいいストレス発散になってるかもしれないですね。

Q.なるほど。今日は貴重なお話をありがとうございました。またK.Kさん特集を組む時は、よろしくお願いします!

A.わかりました。明日、感謝状の実物を持ってきますよ(笑)

0 感謝のお手紙_edited.jpg

震災直後、K.Kさんに助けられたという方から送られてきた実際のお手紙。

​その感謝を一生忘れることがないと綴られていました。

​非常に感謝の気持ちが伝わってくるお手紙です。

​1995年3月入社

工事部 次長(インタビュー当時:課長)

R.I社員

RI氏トップ画像

震災で感じた
ガスマンとしての誇り。
だから先頭に立つ、
​仲間のリーダーとして。

社員紹介のラスト5人目を飾るのは、工事部課長のR.Iさんです。
工事部58名をまとめる若きリーダーは、
何を想い、何を語るのか?

さっそく聞いてみましょう!

今村龍之助

■入社してから課長になるまで

Q.初めてR.I課長にお会いしたときに「ずいぶんお若い方が課長をされているな」と第一印象で思ったのですが、入社されて何年目になられますか?
A.27年ですね。高校を出てすぐ入社しましたので。


Q.長いですね。そして、今は課長をされていると。
A.はい・・・・・・・・・気づけば。


Q.「気づけば課長」になられていましたか(笑)。入社当時のR.Iさんは、どんな感じでしたか?
A 当時はですね、高校を卒業して、特になりたいこともしたいこともなかったんですよ。目的も理由もなく・・・勉強はもうしたくなかったんで(笑)、学校の先生から「ここがいいんじゃないか?」って勧められて「とりあえず働こう」と思って入りました。サイキの前身の会社「城戸組」の時代ですね。ちょうど阪神・淡路の震災があった頃で、「怖い輩(やから)のおっさんばっかりいるな」と思いました(笑)

Q.おお、城戸(キド)組ですか・・・。城戸(キド)組からサイキに(社名が)変わったのはいつ頃になりますか?
A.自分が入社して、2~3年してサイキになって、そこからの北九州管工ですね。まさか社名が2回も変わるとは思わなかったですよね(笑)

※サイキの社名の由来=「西」部ガス+「城」戸組でサイキです。
自分が入った当時は、会社で若い人をしばらく取っていない時期だったんです。そこに自分達が入って。なので、自分の1つ上は、N江さんとかK村さんで、その間の世代がいなかったんですよ。
※N江さん・K村さん・・・今も北管の現場で働かれているレジェンド世代

 

Q.だいぶ、歳が開きましたね。
A.なので、最初に工事責任者になった時はきつかったですね。教えてくれる人(の歳)が離れてるでしょう?
そこにポツンと落とされて、昔のやり方で「慣れろ」みたいな(笑)

同期も1人いたんですけど、1年で辞めちゃいました。あの頃は・・・大変でしたね。
私の次の世代からは、毎年新入社員が入るようになりましたので、「ああいう苦労はさせたくないな」とは思っていましたね。

Q.責任者には何歳ぐらいでなられましたか?
A.現場責任者には22~23才でなったんじゃないですかね・・・すぐ上の世代がいなかったんで。工事責任者になったのは32才ぐらいだったと思います。当初は工事責任者をしたいとか思ってなくて、流れでなったようなもんです。周りが良かったんでしょうね。周りに助けられました。

Q.課長になられたのは何才ぐらいですか?
A.42~43才ぐらいですね。自分なりに仕事をやってきて、なりたいとはもちろん思ってなかったですけど・・・だんだんと地位も年齢も上がってきて、気づけば自分がその立ち位置に、たまたま立っていたのかな・・・と思います。周りの部下がしっかりしていましたし。今の自分があるのは本当に周りのおかげです。

■課長の仕事の難しさ

Q.工事責任者と課長では、やはり仕事や責任の重さは違ってきますか?
A.なんというか・・・単に「仕事ができればいい」ではなくて、「人をまとめる」であったり、「同じ方向に向かせる」であったり、十人十色でひとりひとり性格が違いますので、全員が納得というのは無理としても、ある程度、同じ方向を向かせる・・・っていうのが難しいなと思います。

自分が工事責任者をやっていた時は、上司が言ったことに対して「何を言っているんだろう、この人は・・・」と思ったこともありました。

でも、実際に自分がその立場になってわかるというか、なった時に初めて「あの時は子供だったなぁ」と思いました。その時の私にはわからなかったので、今の自分が言っても、みんなに同じ気持ちにはなってもらえないかもしれない・・・。

でも『橋渡し役』としては・・・うまい方向にもっていきたいなぁと思いますね。

RI氏インタビュー写真1

ベテランの中で揉まれてきた日々と現在社員のまとめ役としての思いを語る若きリーダーR.I課長

■R.I課長の意外な?一面

Q.お話は変わりますが、R.Iさんはお酒がお好きだとか・・・
A.はい。お酒は好きですよ。妻もお酒が好きなので一緒に飲んでいます。そのときは、できるだけ仕事の話はしないようにしています。


Q.いいですね~仲が良くて(笑)
A.私は、口下手ですので、あまり会社でベラベラ喋る方ではないですけど、家に帰ったら全然違うぐらい喋りますよ。


Q.え、本当ですか?!
A.はい、家族から「うるさい!」と言われます(笑)

ストレスも家族で過ごせれば無くなりますし、家庭環境が良ければすべてうまくいきますからね。


Q,ちょっと意外ですね。会社ではシュッとされてるのに家では・・・
A.もう「茶目っ気たっぷり」です(笑)

■この仕事をして想うこと

Q.この仕事を辞めようと思ったことはありますか?
A.いや、そこまで本気で辞めようと思ったことはないですね。

インフラの仕事なんで結構有り難がられるでしょ?と思われがちですけど、実際、現場で言われるのは苦情の方が多いですからね・・・ぶっちゃけ。
「ガス屋さん大変ですね~」ではなくて「何をしてるんだ、こんなとこ掘って!」って感じで。

結局、私たちが配管したガス管は、地面の下に埋まってしまうので、日の目を見ないでしょう?
だから、子供に「ここはお父さんがやったんだぞ」って自慢しにくい(笑)
いくら高度で複雑な配管をしたとしても、穴に埋まって見えなくなりますから。

カタチにして残すっていう意味では、日の目を見ない仕事かもしれません。

でも、この仕事をして「報われたな」と思ったのは、2011年の東北の震災の時ですね。
復旧支援で現地に入って、地震でガチャガチャになった中で仕事をしました。
実際、現地で震度6の余震を経験しましたけど、そりゃ恐ろしかったですよ。
でも、ここを直せるのは、「ガス屋である自分達しかいない」っていうのを実感しました。
ガスを直す自分達であったり、電気を直す電気屋さんだったり、水道屋さんだったり、これは「誰もができる仕事ではない」なと。そう想い始めたのが、この10年ぐらいですね。

仮に震災で見たあの景色が、こっちで実際に起きたとしたら・・・
自分の家がガチャガチャに崩れたのを放って、「ガスマン」として復旧に行けるか?と考えることは、今でもあります。


なかなか普通のサラリーマンの方ではできない経験だとは思います。

RI氏インタビュー写真2

ガスマンとしての思いを語る中でも、家族の話になると思わず笑みがこぼれるR.I課長。

​家でも優しいお父さんなのでしょう。

■北管に来て欲しいのはこんな人

Q.最後に、こんな人に北管に来てほしい、というのがあれば教えてください。
A.そうですね・・・「前向き」な人。「前向きに(物事を)捉えて仕事ができる人」がいいと思います。

仕事は安定していますから、その辺の心配はいりません。あとは個性が強いんでね・・・ウチの会社の仲間は。


Q.はい。ダイヤモンドとダイヤモンドの原石がいっぱい集まっています!
A.そうですね。でも、バランスが大事なんで。硬いのばっかりでなく、たまには柔らかいのがいてもいいと思いますけどね(笑)


Q.ということで、「前向き」で「柔らかめの方」(笑)、お待ちしております!本日はありがとうございました!

RI氏趣味

お酒が大好きというR.I課長。

​責任が多い仕事から束の間の開放。

リラックスする瞬間の相棒はこれだ。

ウイスキー山崎!

渋いですねぇ。

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