先週末、自衛隊小倉駐屯地援護センターからお誘い頂き、佐世保地区自衛隊研修及び懇親会に参加させて頂きました。
なかなかこのような研修に参加させて頂く機会は少ないと思うので、ワクワクしながら集合場所へ向かいました。
まずは小倉を出発し、海上自衛隊佐世保地方総監部に到着。
そこからヘルメットを被り、佐世保防空指揮所を見学。戦後に不審火で内装は焼失しているとの事で、霊とかいたら怖えぇ~、と思っているとガイドの方が指揮所内で亡くなった方はいないと教えて下さり一安心。
写真もバンバン撮って、SNSなどで拡散して下さいとのことだったので撮影させて頂きました。何かこの世のものでないものが写っていたら情報を下さいとも言っておられました。。。。。何も怪しいものが写らないことを祈る自分でした。
指揮所内は当時なかなか無かったであろう水洗トイレ(しかも階級により使用場所が指定されている)や巨大な空調設備(今で言うエアコン※エアコンと言っても人を冷やすというより様々な電気設備を冷やすものであったそうです。)までありました。よく地下にこのような施設を作ることができたものだと感嘆致しました。
※トイレの上に階級のような記載があります。(左写真拡大)
※作戦指令室に潜入!!
地面に区分けのようなラインが見えますが、下の写真のように当時部屋が分かれていたそうです。
さすがは軍の指揮所ということで当時の最新技術を備えた施設を体感できました。
ここで働いていた方の一人で今もご存命の方がいるそうで、御年95だそうです。
しかし、ここでの仕事内容は他言出来ないそうです(汗)
聞きたいような聞きたくないような。。。
防空指揮所内の見学が終わった後は、待ちに待った昼食。
「護衛艦くらま」でいただきました。
海軍といえばやはり海軍カレー!!
一度食べてみたいと思っていたら、なんと海軍カレーが配膳され、さらに軍の幹部の方が座っていたという席での食事にテンションが上がり、あっという間に完食。
大変おいしく頂きました。
現在は金曜カレーと言っていますが、日本が週休二日制になる前は土曜カレーだったそうです。
午後からは海上自衛隊佐世保資料館(セイルタワー)へ移動。
最上階から1階へ下っていくというコースで案内をして頂きました。
当時の軍艦のジオラマや写真、軍服などの貴重な品々が展示されており、撮影禁止の一部エリアには、自ら敵に特攻する前に母親へ宛てた遺書なども展示されてありました。
当時の技術の粋を集めた軍艦やミサイル、魚雷などの大きさや構造などを見て凄さを感じると共に、戦争の悲惨さも改めて感じさせられるセイルタワーの見学でした。
佐世保から小倉に戻った後は参加各社の人事・採用担当者の方々や自衛官OBの方々との懇親会。
自衛官退官後に一般企業に入社してからの苦労話であったり、やりがいを感じることであったり、意見交換をしたりなど楽しい時間を過ごすことができ、非常に満足した1日を過ごすことができました。
自衛隊援護センターの皆様、参加者の皆様、誠に有難う御座いました。
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